家作りは全体のバランスも大切です（辛口編） | 長野市近隣の外構工事は実例豊富なガーデンファクトリーにお任せください

家作りは全体のバランスも大切です　（辛口編）

（真剣に自分の建てた家をもっともっと庭や外構でかっこよくしたい！方だけお読みくださいね。）

今回お話したいことは、「家を建てたのに家だけがポツンと建っている家作りなんてダメ」・・・なんていう話ではなく、もう一歩踏み込んだ話です。

あまりこんなネガティブで辛口な話も書きたくないのですが、やはり「庭や外構についてあまりに何も知らずにみすみす損をしている方々や、せっかくのかっこいい家を最後に台無しにしている方々」も多いため、こんなことを時々書いてます。

で、今回はやはりこの頃の新しい分譲地で私が思うことでは「とにかく建物とエクステリアと庭がアンバランスな家が多い」ということについてです。

これは予算配分と、デザインプランも然りというところですが、やはり施主自身が建物完成後のことまであまり考えていなかったり、お金のことばかり気になってしまいへんに妥協しちゃったり、そもそもしっかりとした家作りに対する価値観が無いためにエクステリア業者さん任せにして、結果家や自分達の指向などとは異なるバラバラなイメージになってしまうことなども往々にして起こるパターンなんですね。

そんなわけで「とりあえずいろいろやっただけのエクステリア」で終わっている御宅も多く、これも本当はお金のあるなしではなく、同じご予算でも提案次第でもう少しなんとか全体の調和やバランスが取れなかったのか、と思う施工例も多いところです。

そんなわけで例えばよく見かける（その御宅の方が可哀想になってしまう）パターンが・・・

・ハイエンドなデザインカーポートが立派に施工されてるが・・・・庭は土の入れ替えさえもされていないし、その他のエクステリアやエントランスは寂しいデザインや素材で終了したもの

これはカーポートのチョイスをもう少しランクを落として特に支障のない範囲で安価なものに抑えれば庭も最低限出来ますし、またエントランスもう少しデザインされた良い素材を使っての空間になったはずですから、まあアルミメーカーと施工した業者さんだけが大喜びして表彰されるパターンです。

だからこんな＜一点豪華主義＞みたいなエクステリアも未だに多く見かけますが、「まずカーポート」という概念ももう時代遅れかもしれません。

・家も敷地も一般的な大きさであり、なおかつ一般的な価格で建てられていると思える家に・・・かなり立派なデザインされた門や塀ばかりが主張しているエクステリア（もちろん庭は施工なし）

これも多いです。　お客さんの家の門と塀を「これでもか！」とひねったデザインや素材で埋め尽くしても・・・メーカーのカタログには載るかもしれませんがやはりその建物や近隣との調和が取れてませんのでやはり不釣合いですし、立派なデザイン壁も両サイドのつながりもなければ（大体そこだけで終わってますんで　汗）　「予算切れですか？」みたいな印象を与えてしまいます。

まあ門や壁だけすごくても庭が雑草だらけで駐車場もコンクリート打ちっぱなしではバランスに欠ける外観になってしまうところです。

・エクステリアや庭の工事において、本来必要ではなかったりデザイン的にも正直意味がないものがプランされており、結局全体がまとまりがなく不調和に終わっているエクステリア

これも見かけます。　「間違いなくお金は掛ってるんだろうなあ・・・」という印象ですがとにかくいろいろな素材をあちこちに使い過ぎたりデザインし過ぎであったりで間違いなくその家には調和していないですし、またこの頃はハイエンドなアルミ製品で建物周りを飾るエクステリア業者さんも増えましたが、これ恐ろしく高いです・・・が、かといって他の部分の（庭やアプローチ）仕上げが高いグレードでなければ「おー！すごい！！」とはどうもならない感じです。

やはりそんな高価なエクステリアアイテムもそれに似合った敷地の広さと家のたたずまいがなければお金をうんと掛けたのに・・・逆にチープな印象となってしまうところですし、玄関まで最低１０ｍ以上はないと流行の「ゲート」なんかもチープな印象を受けてしまうところです。

また予算配分、デザインの調和、も大切ですが、これらを＜中和＞してよりきれいに見せてくれるのが＜グリーン＞であることにも気がついてほしいところです。

そんなわけで長野市で家を建てられた方はちょっとご相談いただければエクステリアや庭づくりの間違いないアドバイスをしておりますのでお気軽にご相談いただければと思います。

もちろん自分のデザインを押し付けたりはしませんが、どう見てもその家にふさわしくないプランを望むお客様には・・・諭してあげることもあります（笑）　が、すべてその方のこれからのために間違いない思考を教えてあげるだけなのですね。

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